直方体を作成する

  • 直方体を作成する
  • 底面と側面となる2つの図面を使用する
  • ツールパラメータの確認と編集を行う

このチュートリアルはShade3D Ver.24.1以降で作成しています。
Basic、Standard、Professional 全グレードで作成できます。
形状作成などの基本操作をショートカットなどを混えて紹介します。
使用しているショートカットキーは初期設定時のものを使用しています。
キーボードショートカットはCtrlWindows/commandmacOSのように表記しています。これは Windows では Ctrl キーを、macOS では command キ ーを押す操作となります。
CtrlWindows/commandmacOS+x では Windows では Ctrl キーと x、macOS では command キーと x を押す操作となります。
xWindows/macOS では Windows でも macOS でも x キーを押す操作となります。

直方体を作成する

直方体はドラッグで底面と高さを指定する2ステップで作成します。
このチュートリアルでは底面の作成に「上面図」、高さの作成に「正面図」の2面を使って作成します。

「ツールボックス」の「作成」 > 「形状」グループ > 「一般」(または自由曲面、ポリゴン) > 「直方体」を選択します。
またはメインメニュー > 「ツール」 > 「作成」 > 「一般」(または自由曲面、ポリゴン) > 「直方体」
「一般」の場合は「閉じた線形状の掃引体」、「自由曲面」の場合は「自由曲面」と「閉じた線形状」2つを含む「パート」、「ポリゴン」の場合は「ポリゴンメッシュ」で作成されます。

・左から「一般」、「自由曲面」、「ポリゴン」で作成された直方体のブラウザでの表示

底面となる「上面図」を斜めにドラッグします。ドラッグしたラインを対角線とする長方形が作成されます。

TIPSshiftを押しながらドラッグすると進行方向に45度の制限がかかり正方形となります。

側面となる「正面図」を高さ方向、ここでは上にドラッグします。ドラッグした垂直の距離を高さとする直方体が作成されます。

・透視図での表示

TIPSshiftを押しながら上方向にドラッグすると進行方向に45度の制限がかかり底面に対して垂直な直方体となります。
・上方向

・斜め45度

・shiftなし

「ツールパラメータ」の「確定」で作成を完了します。

TIPSEnterWindows/returnmacOSまたは他のツールの選択でも確定して終了します。

ツールパラメータで直方体の情報を確認する

「位置」テキストボックス
直方体の中心の座標値を設定します。
「サイズ」テキストボックス
直方体の縦と横のサイズを設定します。
「高さ」テキストボックス
直方体の高さの値を設定します。
「分割」ポップアップメニュー
「ポリゴン」のとき、有効となります。
面の分割数を選択します。「カスタム」、「分割しない」、「粗い」、「普通」、「細かい」、「最も細かい」から選択します。
指定した分割数が「分割数 U」、「分割数 V」、「分割数 W」に設定されます。
・左から「分割しない」(U1/V1)、「粗い」(U2/V2)、「普通」(U4/V4)、「細かい」(U8/V8)、「最も細かい」(U16/V16)
「分割数 U」テキストボックス
「ポリゴン」のとき、有効となります。
面のU方向の分割数を設定します。
・分割数 U:4、V:1、W:1
「分割数 V」テキストボックス
「ポリゴン」のとき、有効となります。
面のV方向の分割数を設定します。
・分割数 U:1、V:4、W:1
「分割数 W」テキストボックス
「ポリゴン」のとき、有効となります。
面のW方向の分割数を設定します。
・分割数 U:1、V:1、W:4
「上面」チェックボックス
「自由曲面」または「ポリゴン」のとき、有効となります。
オンのとき、直方体の上面となる面を作成します。「ポリゴン」では「面」が、「自由曲面」では「閉じた線形状」が作成されます。
オフのとき、直方体の上面を作成しません。
「下面」チェックボックス
「自由曲面」または「ポリゴン」のとき、有効となります。
オンのとき、直方体の下面となる面を作成します。「ポリゴン」では「面」が、「自由曲面」では「閉じた線形状」が作成されます。(説明用に上面もオフ)
オフのとき、直方体の下面を作成しません。(説明用に上面もオフ)
「UV割り当て」チェックボックス
ポリゴンメッシュで作成したとき、有効となります。
オンのとき、UV層(UV1(距離補正))を作成し、面を割り当てます。
オフのとき、UV層(UV1(距離補正))は作成されません。
「寸法を作成」チェックボックス
オンのとき、形状に寸法情報を付加します。
「確定」
直方体の作成を確定してツールを終了します。
EnterWindows/returnmacOSまたは他のツールの選択でも確定して終了します。
「寸法を表示」
オンのとき、作成中の直方体の縦、横、高さを図面に表示します。
カテゴリー: 初心者向け, 基本形状の作成