Unity 2017.2.0f3を使用しています。
Unityでよりリアルなレンダリングを行う場合は、以下を確認するようにします。
Color SpaceをLinearにする
メインメニューの「Edit」-「Project Settings」-「Player」を選択し、
Inspectorウィンドウの「Other settings」を開きます。
「Color Space」で「Linear」を選択します。
これにより、Unity内でレンダリングの際はリニアで計算され、
最終出力時はモニタにあった色変換処理が行われます。
これにより、より正しい色で結果が表現されます(リニアワークフローの計算処理が行われることになります)。
Cameraでの設定
MainCameraをHierarchyウィンドウで選択し、Inspectorウィンドウの「Camera」コンポーネントを表示します。
Rendering PathをDeferredにする
「Rendering Path」で「Deferred」を選択することで、わずかに時間はかかりますがピクセル単位に正しいライティング計算が行われます。
Allow HDRをオンにする
「Allow HDR」チェックボックスをオンにします。
これにより、HDRを考慮したより精度の高いレンダリングバッファが確保されます。
Allow MSAAをオフにする
「Rendering Path」で「Deferred」を選択している場合は、MSAA(Multi-Sample Anti-Aliasing)は使えないため、
「Allow MSAA」チェックボックスをオフにします。
この場合のアンチエイリアシングについては、Post Processsing Stackなどのイメージエフェクトで行うようにします。