- ホイールローダの構成を確認
- ホイールローダのラフなモデリング
「建機をモデリング」の2つめのテーマとして「ホイールローダ」をモデリングしていきます。
ショベルカーのようにクローラーが付いた場合はブルドーザーになりますが、ホイールローダの場合は車輪付きになります。
ホイールローダの構成
まずはホイールローダの構成を見ていきます。
下絵としてドローツールで以下のように描きました。
本来は正面図も描くほうがいいですが、大雑把な形はラフモデリングで決めていくことにしました。
寸法と各部の名称(モデリングの説明用)は以下のようにしています。
単純な形状を配置して全体像をつかむ
「ショベルカーをモデリング」の時と同じように、単純なプリミティブでバランスを確認していきます。
車輪からモデリングしていくことにしました。
寸法を確認しながら車輪を円柱のポリゴンメッシュで配置しました。
車輪の直径が1480(mm)、前後の車輪間の距離がX軸方向に3750(mm)となるのを確認しやすいように、1枚板のポリゴンメッシュを配置しています。
1枚板のポリゴンメッシュは車輪間の距離を確認するためだけに配置したため、削除しました。
本体の下部を直方体のポリゴンメッシュで配置しました。
仮のマテリアルを与えています。
操縦席を直方体のポリゴンメッシュ変形させて配置。
後部のエンジン部を配置。
後方の角はエッジベベルで丸めました。
エンジン部のポリゴンメッシュを複製し、後部車輪にかぶさるように左右に配置しました。
後部に出っ張りを追加。
次に、前半分の本体からアームがつながる部分アーム部をラフモデリングします。
すべて直方体のポリゴンメッシュを配置し、変形させているだけの単純なものです。
アームの先にバケットを追加します。
ポリゴンメッシュの直方体を配置。
形状編集モード+稜線選択モードで角の稜線を選択して面取りを行いました。
下側の頂点を選択し、-Y方向に移動させて変形。
面選択モードで-X側の面を選択し削除。
アームとバケットの間に直方体のポリゴンメッシュを入れました。
以上で、ラフとしてのモデリングができました。
全体のバランスを確認していきます。
今回はここまでです。
次回は車輪をモデリングをしていく予定です。