電話をNURBSでモデリング (液晶パネル部)


ボタン類が配置されている上部で、液晶パネルを配置します。
「本体_ボタン」のNURBSサーフェスに液晶パネル用の穴を開けて、そこにはめ込むようにします。

直方体で穴を開ける

ツールボックスの「作成[CAD]」-「直方体」より直方体を作成し、右面図から見て少し斜めに傾けて配置しました。

ブラウザで直方体のNURBSサーフェスを選択し、ツールボックスの「編集[CAD]」-「ブール演算」を選択。
ブラウザで「本体_ボタン」を選択し、ツールパラメータの「くり抜き」ボタンを押して「適用」ボタンを押します。
以下のようになりました。

Boolean Resultパート内のNURBSサーフェス名を「本体_ボタン」に変更し、くり抜きに使った長方形を「液晶パネル」という名前に変更。
ブラウザを整理しました。

「本体_ボタン」でフィレットを行う

「本体_ボタン」形状の液晶パネルを当てはめる穴に対してフィレットを適用させます。
ブラウザで「液晶パネル」形状をいったん非表示にし、上面図で液晶パネルの稜線を選択。
ツールボックスの「編集[CAD]」-「フィレット」を選択して「距離」を1mmとしています。

以下のようになりました。

「液晶パネル」形状を表示します。

「液晶パネル」の直方体の高さを調整

くり抜きで使用した直方体は高さがあるため、少し低くします。
傾いているため、右面図にて以下の手順でマニピュレータを使って操作しました。

直方体が水平になるように回転させ、Y方向に少し縮小、再び直方体を回転させて本体の斜面に沿うようにしました。

「液晶パネル」の面取り

液晶パネルの直方体のすべてのエッジを選択し、0.5mmで面取りします。

以下のようになりました。

以上で液晶パネルの本体への埋め込みは完成です。
表面材質は後々設定します。

今回は今までと同じ作業内容でしたので簡単でした。
次回は受話器をモデリングしていきます。

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